HEDGEHOGS

Episode21-63 1:39

(Ep21-60から65までの)

久しぶりの日記。眠る前の合間に。

普段は感情ばっかだけど出来事も含めて。

11/3はBlack Blank とMade in me.のレコ発ツアーファイナル HEDGEHOGS だった。

前の投稿に書いたように、ライブペイントを選んだのには理由があった。

案の定、試行錯誤を重ね前日にようやく足りない材料を世界堂で揃えたものの製作には至らなかったのだ。

当日は1限に大島ゼミ。BOSEリブランディングの途中経過のプレゼンがあった。なんの資料も作っていない。

パートナーの葉子と電話を始めたのは前日の19時。

お互いの役回りを確認し、気持ちよく作業が進んで行く。

久しぶりにブランディングについて考え、話し合いに楽しさを感じるなか、夜が暗くなる。

この1週間のあいだ、展示の為に必要な概念を深く深く掘り下げていたので脳みそはボロボロ。

いつの間にか寝てしまっていた。

気づくと5時。

スライドも最後の三案目も途中。

しかし夢の中でも考えを巡らせていたからか起きてからは早かった。

大丈夫。夕方にドレッドも洗ったんだ。笑

すぐに展示の支度を。

4作品ほど出す予定で

悩んだ末に光るディスプレイにはカッティングシートで

IM CONSCIOUS TO DO NATURAL.

手書き文字を起こして貼り付ける事にした。

俺はナチュラルに

(風呂に入る。いま2:41)

(3:39)

俺はナチュラルに振る舞うために常に意識している。

という意味。そう。時間という軸の中でこれもまた原点。

人は夢がなければ怠ける。

文化は大切にしないと廃れる。

社会は働きかけないと腐る。

何事も良くしようとしなければ良くはならないって言いたい。

好きなことで食べて行くのに血の滲むような努力が必要なのと同じ様に、

ナチュラル

つまりありのままの自分でいることは、覚悟が必要だということ。もちろん責任も。

悪く取ればある目的のためにクリーンを装うみたいな。需要と金しか見てないマーケティングみたいなのも入るんだけど、

本当の自分の心が綺麗かとかそれこそナチュラルかどうかは数年単位でしか変えられない。ここにも宇宙が広がってる。

でもカッティングマシーンの故障で結果的に無駄な45分を過ごしたんだ。

取るはずだった型をそのままプリントして使う事にした。だから描いたときのままEpisode21-60 12:54って書いてある。

色んな作業が残ってたんだ。

あんまり覚えてないけど気づくと8時だった。

1限は9時。そう。TシャツとロンTを物販のために持ってかなきゃ。サイズと枚数に悩んで二子玉川駅から電車に乗ったのは21分後のことだ。

ゼミの全体ラインに南武線が遅れたと残した。

ごめんなさい。

そう。プレゼン!

電車の中でも思いつきでスライドを編集する。

しかし葉子が体調不良で来れなくなってしまったことを聞いて焦りが募る。

話す分担すらしていなかったし通したこともない。それなのにひとりで。

あーあ、授業や芸術学部の中で一番緊張感のあるゼミかもしれない。だから好きなんだけど。(4:58)

(11:58)

行ってみたらその日はプレゼンの日じゃなかったんだよね。

指示が少し曖昧でそれぞれのグループが違うことをしてきた。

それこそ、プレゼンないでしょ?ってグループ、準備してきたけど、内容が違ったり。笑

口頭ってこんな曖昧なんだねって。

結果的には先生に1対1でプレゼンしてアドバイスを頂けた。

方向性を示して頂けたからこの後の作業が捗りそうだ。

いつも通り、授業なのに濃い時間。

5.6限にはキャリアマネジメント。だけど、14時には町田Nutty’sに着いていたい。

出席カードだけ提出し抜けた。

ごめんね。

合間を縫って作業を進める。

普段俺はアナログで手を動かすことはあまりしていないからすごく新鮮なんだ。

不器用だから筆が苦手で、アナログが疎遠になっていた。それでもアナログに対する尊敬は物凄い。なぜならピュアな時間だから。

⌘Sも⌘Dもない。

それもあって考えと思いつきを組み合わせて手を動かすのはとても楽しかったんだよね。

どうしても間に合わないから作品で使う生花の白薔薇はフォトグラファーのナナに頼んだんだ。

そういえばまだお金返してないごめん笑

14時、Nutty’s着。知らないバンドマンと軽く挨拶し控え室へ。

Black Blank やMade in me.のメンバーの顔をみてホッとする。

準備もロクにできてないし、ライブペイントもどうなるかわからない。

内心すごく緊張していた。

けど、頭の中の概念は準備万端、むしろその状況にワクワクしてて膨らみ続けていた。

震える手で壁にワイヤーを通す。

今はいい。描いてる時に震えなければ。

そう。どんな自己表現も訴えも始まるまでは不安しかない。これで良いのか何度も自分に問い、最後の2秒まで。

(日付変わってep21-64 8:13書いてる時間)

そうしてるうちにj.m.b. jr.くんが来た。

1個上で近くて遠い尊敬するペインターだ。

彼には不思議な魅力があって、多くは語らないが引き込まれる。

俺はこの人に完全に時間を支配される。

面白いのは彼の作品も全く同じ様に作用するんだ。

わかってる。それが彼のナチュラルで俺のじゃない。それがまた面白いんだ。

今度会ったらそれも含めて彼と彼のアートについて聴きたいことが沢山ある。

展示の準備をBla Blaボーカルの柴田が手伝ってくれた。

ギリギリのバランスの上に成り立ったアートだ。文字通り。笑

開場が遅れたのは俺のせい。

お客さんが入ってきて重力が弱まった。

始まり。

いくつかのバンドの曲を聴いた。

それぞれがまたいい。

こうあってほしい、こうありたい。

作品紹介を挟む。


ホログラムのインスタレーション作品

Pure me.

燃えている炎を通して自分を見つめ直せるような作品にした。

炎は自分の中で核として燃える想いやルーツ、夢を表していて

同じ形が二度とないからか、人間の根元か。ずっと見ていられるオブジェクトでもある。

鏡はバリアを破るものとして有効で、人前じゃこう振る舞うとか、信頼するとかしないとか、纏っている感情を一時的に外せるというか。

鏡に映る自分は、過去も秘密も弱さも知ってるわけで。

それらを組み合わせて家の洗面台とか化粧鏡で見つめる自分のみかたとは変えたかった。

夢を忘れてるなら思い出して欲しい。

嘘ついてるなら、

装っているなら。

自分に聞いてみてよ。
意識した点は写真に撮れないアート。

撮ったとしてもそれは記録であり、体験は繰り返せないし、他の人が見てもわからないものにしたかった。
3つ目は時計。


時計なんだよこれ。

21ってのは俺の年齢。

大体1/6が終わってしまったね。

だから60度くらい針を傾けてるんだ。

Time is sole equal.

時間は唯一平等。

生きとし生けるもの、無機質な物体から宇宙まで。数え方は人間が勝手に作ったものだけど、今俺らは同じ時を生きている。

時間を大切に使えとかそんなんじゃなくて、

時間軸の美しさを感じて欲しいんだ。

この花もいつか死ぬ。

だからこそ見た目以上の意味を持たせてあげたかったんだよね。

俺も死ぬまでに何かの意味を見出したいんだ。
緊張をほぐしに外へ出る。

ライブペイントの出番は19:45から。

ナナと町田を散策しながらカフェでアートの話をする。

こういう時間。

(さらに日付変わってEp21-65 15:57-)

戻ってまだ時間がある事を確認し楽屋で待機。

手が落ち着かないのでその場で出るものを描きなぐった。


これもその時描いたもの。

時間がなくて展示しない予定だったけどタイミング等含めて展示して良かった。

全ては解説しないけど、それなりの想いやリズムが刻まれている。

Love more.は俺が一番尊敬するアーティスト、Mark Oblowのアートワークによく出てくる言葉で、その意味は彼と彼のアートを見てして理解出来るものなので敢えて言わないでおく。

ペンが細くて何度もなぞったため、自分らしい文字にならなかったのが残念。

次に上手く描けたらこの文字に頼るのは止めると決めている。けれど俺には大切な言葉なんだ。
そうこうしていて電子音楽ユニットPlat formのライブを聴き逃した。というか、俺はそこで描いて良いよって言われてた。つまり俺は出番を逃したみたい。

時間巻いてたしほんと気付かなかった笑

から、相談してブラブラのライブで描かせて貰うことに。

Made in me.のライブがヤバすぎた。

曲は良いしかっけえし。ああ。

また聴きたい。

まあ見れば分かるよ。

からのBlack Blank

完璧な流れ。

あの時はもう感覚でしかなかったし

既に宇宙にいたから

そんな言いたくない。

一曲目の前奏に合わせて

一画目を打つ。

血が波打つ。

俺は1ミリも盛ってない。

あの曲はなんだったっけな。

俺は二画目をミスった。

描きたかったのはTじゃない。

Time is sole equal.

せっかくだからここから始めよう。

腑に落ちて良かった。

そんな感じ。って流したくなる気持ちもあるけど

残しとけば死んでからも退屈しないかなって思うから書く。

そう逆に良かったかも知れない間違えて。

暗闇で紙の裏の凹凸を確認しながら丁寧に描きなぐる。

いいリズムで脳みそから手へ

ペン先のインクが紙へ。

そして紙と手の感覚が脳へと返ってくる。

このグルーヴと緊張感。

その時もどの曲かわからなかったというか、

耳から音楽を聴いていなかったというか。

音が血のように体内を巡っていた。

脳みそのてっぺんまで音に浸ってる。

その時はじめて。

俺は演奏してない。

音楽は好きだけど演奏とは無縁な俺が

Black Blankとの間にグルーヴを感じた。


Photo by Nana Takashina

一方的だったか、わからない。

今思うと楽器は彼らの武器みたいだ

俺の武器はペン?作品?何だろうか。

まだまだ探れる次元を見た。

とにかく、紙の上を走るのは気持ちのいい事だ。

壁の歪みでロケットが太くなってしまったことだけは悔やまれる。本当に。

まあいい。伝われ。

報われたい気持ちはあるけど

まずはそこじゃない。

人が言葉に出来ないような衝撃だとか心の変化を与えたい、気付いていようが無かろうがそれが行動の核になれば俺は幸せなのである。

まあいいや一生かけて言葉の意味は体現しようと思う。

今日これ以上俺のことはいい。
一緒に参加したアーティストの夏凜。

彼女はまだ19歳でMade in me.が招待したそうだ。

ベースの優作くんの親友のバンドマンの妹さんらしい。まず19でこんな素晴らしいシーンにいれることを誇りに思って欲しいしそう思う。

彼女は落書き?が好きだったみたいだけど絵を描き始めたのは最近だとか。それなのに見ただけでは語れない素晴らしさを秘めている。

まず絵に対するモチベーションや努力。

iPhoneっていう小さな板だけで完結するらしく、描いた絵を写真に撮って紙の色を手作業で消す。線だけを残し、そこからペイントするそうだ。

制作時間は聞き忘れたけど大変だろう。見ただけでは伝わらない背景を抜きにしても彼女の絵は素晴らしい。

彼女の不思議な世界観とモチーフ、配色センスは俺には新しく映った。
イベントが終わりに優作くんと夏凜と話した。

ライブのこととか企画とか絵のこと、この先のこと。

1番印象に残ったのは優作くんが、

準備が1番楽しいって言ってて何かを作るってそういう事なのかなって思った。凄く参考になった。
俺的には

作っているのは時間やシーンであって、

作った作品は残しているものに過ぎない。

産み出せるのはオンタイムだけだ。

だから俺はクリエイターと呼ばれたくないし、

いつかアーティストの壁も超えたいと考えてる。

作品を産み出すときはそのプロセスを楽しもうと、いや違うな、内堀からも外堀からも攻めなきゃいけないんだ。まあいいや。この先いくらでも考えよう。
でさ話してたらその日1番嬉しいことがあって、

マッドネスマンボーのメンバー達が夏凜の絵を売って欲しいって交渉に来たんだ。夏凜は自分の絵なんてって思ってたのか、売れるなんて予想もしてなかったのか、その両方か。笑

あからさまに戸惑う夏凜。この絵と今後のアーティスト活動に役立つくらいの金額を決めて下さい!って言ってくれてるのに、あげますとか言っちゃったりなかなか金額決められなかったり。夏凜は嬉しくて泣いてたし、俺はそんなピュアな人間とこの状況とマッドネスマンボーの20歳のボーカルの芸術に対する評価や姿勢、暖かさに涙がでたんだ。

こういう瞬間。

人生が動くのはこういう瞬間。

俺も沢山頑張らなきゃいけない。

改めてそう思えた。

Black Blank

Made in me.

その他のアーティスト

町田Nutty’s

関わった全ての人に感謝。

応援してくれた人に感謝。

ありがとう。

進み続けます。

それが俺のEpisode21-61

(Ep21-65 17:39)

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