Ep22-196

意図せず何故こんなに辛いんだ?

救われなければならない状況まで追い込んだ俺は

意図して何故こんなに辛いんだ。

生きること自体挑戦なのに、

そう思っていたら生きれないだろ?

俺は自分を追い込んで生きてる。

自分を守るためにその痛みを内に殺す。

痛みの

合わせ鏡の中で。

俺はただの鏡。

1枚の鏡

置かれている状況を

映し出す鏡。

だってそうだろ?

自分はこの世に存在しないのだから。

感じるはずの痛みも喜びも

一瞬にして忘れてしまうのだから。

忘れるのではない。

はっきりといや、

細部まで全て覚えている。

なのにそれを思い出す事ができないのだ。

その記憶に触れる手段が断たれているのだ。

落ちる1枚の花びらが映り

なるほどきっとこの花は

美しいのだろう。

この目にそれを美しく写す。

しかしその本当の美しさを

僕は

決して知ることはないのだ。

まるで毎日死んでいる様だ。

生きたいのに

生きていたいのに

毎朝起きて置かれている状況に

自分が世界に置いてきた片鱗を見て

なるほど。俺はこういう状況なのか。

それを受け入れる理由がどこにも無いのに。

受け入れざるを得ないのだ。

奇しくも手を差し伸べてくれる人がいるのだから。

そんな状況や存在が映し出してくれる俺を

俺の鏡に写し

毎朝俺はやっとの思いで立ち上がる。

生きているあいだ

これは俺の時間らしい。

しかし

どんなに苦しんでも

痛くても

嬉しくても

後にはその片鱗が

残響の様にこだまして。

消えて。

しまう。

そして俺はそれを知っていて

毎晩この世にさよならを。

だから俺は

生きていないのだ。

どんなに生きてきたこの世界が

美しくとも

写すことはあっても

俺がそれに触れることはない。

何故なら

自分という身体や心に映る俺を

ただ眺めることしか出来ず

いや写すことしか出来ず

俺の存在はどこまで追いかけても

悲しくも鏡の奥の

奥の

奥の

奥に

ずっと

逃げていくのだ。

悲しいかな

俺も俺の片鱗しか見れない。

きっとこれが悲しいという痛みで

きっと俺は潰れそうなのに

きっと今日も

俺は

誰なんだ。

誰かあいつを

許してあげてはくれないか?

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