劇団「おやすみ深呼吸」旗揚げ公演-宣伝美術

Episode21-34 日芸の劇作の赤松真治が率いる劇団「おやすみ深呼吸」旗揚げ公演 「まだ、またあいだのいま。」のフライヤー制作と宣伝美術を担当し、無事千秋楽が終演した。 今回の公演で彼は、キャストやスタッフとの稽古中の話し合いを通して脚本を完成させた。 つまり、みんなの想いや実体験を織り交ぜた芝居であるが故、 単純な見世物としての深さを超えた作品となり、 悩みや葛藤を纏い、参加したすべての人とを成長させる結果となった。 お客さんひとりひとりの心にも何かしらが届いているはず。   話は変わって打ち上げにて 学生が演劇を続けるかどうかを左右するのは、 「演劇楽しいかも。」そう思える現場を踏んだかどうかの一点であり、 おやすみ深呼吸はその数少ない現場の一つだったと四年の大西一希が言った。 演じることに学生時代のすべてを捧げ、自身と平澤健が主宰である劇団「ふわふわ中毒」に賭けることを決心した彼でも未だに、「演劇って楽しいかも。」そう気付くのだと言う。 そう。まだ僕たち学生に演劇をする理由や芸術なんてわからないのである。一生わからないまま人生を終えるかもしれない。 また、それもそれでいいかもしれない。   芸術を、こんなに素晴らしいものを内輪で終わらせるわけにはいかない。 制作補佐の菅野水紀がそう話してくれた。   終わらない。 終われない。 仲間への尊敬と信頼と期待と。 色々な感情を纏って、人生は進んでゆく。 僕を誘ってくれてありがとう。   photo by Toshiki Asaga

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